SNS運用で相見積もりする際の注意点とは？担当者が押さえるべき盲点

25.06.30

「SNSの外注を検討しているけれど、どこに依頼すればいいのかわからない」
「とりあえず何社かに見積もりを取ったけど、価格以外の違いがよくわからない」

そんな悩みを抱える企業担当者は少なくありません。
SNS運用の相見積もりは、単に金額を比べるだけでは本質的な違いが見えづらく、**“選び方次第で失敗するリスク”**もあります。

この記事では、よくある失敗パターンと相見積もり時に見落としやすい注意点をわかりやすく解説します。

SNS運用の相見積もりでよくある3つの失敗

❌ 1. 価格だけで決めて後悔

「一番安かったから」と契約した結果…

投稿内容がテンプレ通りで反応がほとんど取れない
レポートもアドバイスもなく、“投稿して終わり”の状態

👉 SNSは**「投稿数＝成果」ではない**からこそ、安さだけで選ぶのは危険です。

❌ 2. 見積もりの比較ができない

各社で見積書の形式や記載内容が異なるため、
「どこがどのくらい手厚くて、何が含まれているのか」が比較できない状態に。

👉 相見積もりの際は、比較しやすい共通の依頼フォーマットを準備しましょう。

❌ 3. 業者の得意領域と目的がズレていた

BtoCの実績が豊富な業者にBtoB企業のSNS運用を依頼し、思うような成果が出なかった…という例も。

👉 業者選定では、実績内容のマッチ度を見ることが重要です。

担当者が見落としがちな5つの注意点

1. 「投稿数」よりも「運用設計」があるかを重視

見積書に「月8投稿まで」と書かれていても、重要なのは誰に、何を、どう届けるかという設計の有無です。

👉 投稿数ではなく、戦略立案やコンセプト設計の有無に注目しましょう。

2. 「対応可」＝自動的にやってくれるわけではない

「レポート提出可」「広告運用対応可能」などの表現は、あくまで“オプションで可能”という意味であり、料金に含まれているとは限りません。

👉 標準対応か、オプションかを必ず確認しましょう。

3. 担当者のスキルは“会社の規模”では測れない

大手企業だからといって安心とは限りません。実際には外注や下請け任せのケースも多く、誰が担当するかによって成果は大きく変わります。

👉 初回相談時のやりとりや、過去の実績例・提案の具体性に注目しましょう。

4. 納品形式や修正フローもチェック

投稿内容の確認はスプレッドシート？チャットツール？
修正回数は？フィードバックはどのように反映される？

👉 運用開始後のトラブルを避けるためにも、実務フローの可視化は必須です。

5. 初期費用や契約条件に要注意

「初期設計費用」が月額とは別にかかる
3ヶ月、6ヶ月などの契約縛りがある

👉 見積もりの総額だけでなく、契約期間・解約条件まで含めて確認しましょう。

SNS運用の相見積もりを成功させるための工夫

見積依頼時に、目的・予算・投稿数・希望媒体などを明記する
「動画の有無」「レポート頻度」など、欲しい要素を具体的に伝える
比較用のエクセルや表を作り、判断基準を明確化する
共通フォーマットの提示で、比較しやすい状態を作る

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🏢 株式会社カナグについて
映像制作とSNS運用を軸に、企業の「伝える力」を支援するブランディングパートナーです。
採用・広報・販促など、目的に応じた戦略とコンテンツ設計を強みに、これまで300社以上の企業をご支援してきました。